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事故を防ぐには?

オーバーホールの重要性
 

私が一番「死ぬかも!」と思った瞬間です。

バディとボートエントリーで セルフダイビング中の出来事。

水深30m付近の ドロップオフを流していた所 突然、空気の漏れるような音とともに、ごぼごぼごぼ‥と、

周囲が泡だらけに。空気はまだ吸えるのですが、残圧計を見ると限りなく” 0 ”を指しています。

高圧ホースが破裂したと理解しました。高圧圧縮空気がフルに噴出している状況は、間もなくエア切れに

なる事を意味し、即浮上を始めても途中でエア切れに、仮に水深30mから息を止めて浮上すれば肺は

破裂してしまいます

幸いバディが気がついてくれましたので、タンクのバルブを閉めてから バディブリージングで浮上開始しました。

もし・・・信頼出来るバディがいなかったら‥‥

2年前のことですが、今でも鮮明に覚えています。

新しい器材のうちは 心配いりませんが このようなトラブルも想定しておくと良いと思います。

そして器材のメンテナンスは定期的に行いましょう
 

 

一人で潜りたいんだけど‥
 

2人や、インストラクターがいる場合では自由に潜れないから、一人で潜りたいんだけど‥

という方がよくいらっしゃいます。

その気持ちはわかります一人で自由に潜るのは気持ちいいんだろうな‥と私も時々考えます。

しかし海はそんなに甘くありません

私も何回も、バディがいなかったら命を落としていただろうな‥という場面に遭遇してきました。

自分の機材が珊瑚に引っかかって外せなくなりバディに助けてもらったり、水中で気分が悪くなって

海底に取り残されていた人を水面まで助け上げたり、『オーバーホールの重要性』でも、結局はバディ

がいなかったら、命を落としていました

生命線となる器材を背負い、海に入るわけです。体ひとつで泳ぎを楽しむものとはわけが違います。

「自分一人ではどうにもならないこと」が、必ずあると考えていいでしょう。

また、バディとの信頼関係も大切になってきます。

バディにおいていかれ、恐怖感を味わったとして裁判になった事例もあります。

海の中ではそのバディが命をつなぎとめるパートナーです。

そこから関係が深まることがあり、結構楽しいですよ

大物を見たときなんか、2人で大盛り上がりもしちゃいます

一人で潜りたい、なんていわずに、海の感動を2人で分かちあいましょう
 

 

チェックダイブの提案
 

事故の事例を見てみると、海洋状況、器材、体のコンデションなど、様々な要因があります。

透明度がわるい、カレントがある。久しぶり、又は最初の潜水だった。などなど。

特にいろんな事故を見て多いのは、被害者が最初の潜水だった、ということです。

モルディブで潜ったとき、チェックダイブがあり、少し緊張しましたが、あとで考えてみると、これは非常に

合理的な安全策だと思いました。

というのは、ガイドの方が、ダイバーがどの程度できるダイバーか、と見極められることはもちろん、

潜るほうも、器材の調子や、海洋状況などがある程度はわかるからです。

国内ではふつうチェックダイブはやらないようです。ほかの国でも、チェックダイブは少ないのかもしれません。

ショップはできるだけ限られた本数を楽しませたいと考えているのかもしれませんが、体が慣れていない

状態で潜るのは大変危険です。

どこのショップでもチェックダイブを義務つけてくれると助かるのですが‥

器材を輸送する時間が長かった時や、カレントなどある地域などでは、チェックダイブはしておいたほうが

いいでしょう。ダイバー自らチェックダイブを提案するのが、自分やバディの命を守る一番の防止策

かもしれません